【完全版】円満な退職方法とそのまま使える退職理由【看護師辞めたい】

看護師として働く中で、転職を決意する方も多いと思います。

転職するときにまず、悩むこととしてどのように退職理由を説明するのかということがあります。

退職の意向を伝えてからも、しばらくの間は現在の職場で働くこともあると思うので、できるだけ穏便に退職したいですよね。

円満に退職するためにはどうしたらいい?

退職理由で嘘はつきたくないけど、どこまで素直に言ってもいいの?上手く言い換える方法はある?

そんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

私も病棟→美容クリニックの転職時は「やる気がないと思われたらどうしよう」とか「全然違う分野すぎて素直に理由を言いづらい」といった悩みがありました。

そこで今回は実際に使える、円満に退職するための方法や使える退職理由をご紹介します!

【この記事を読むとわかること】

  • 退職するときのステップ
  • 退職を切り出すタイミング
  • 円満に退職するために使える理由(カテゴリー別)
  • 円満な退職のために気を付けたい事

退職理由については例文付きでご紹介しますので、悩んでいる方は是非活用してください。

この記事を読んで円満に退職しましょう!

もくじ

退職のためのステップ

まずは退職するためのステップです▼

STEP
就業規則を確認、退職する時期を決める

円満な退職の1歩は”しっかりと規則に従う”です。

STEP
上司に退職の意向を伝える、退職日決定

退職直前まで、できるだけ人間関係を維持するために、伝える人の順番は大切です!

STEP
退職届の提出

退職日が決定したら書類をもらえますので、記載して期限までに提出します。

STEP
同僚に伝える

プリセプターやプリセプティー、同期、仲のいい先輩や後輩など特に決まりはありませんが、特にお世話になった人には、それとなーくでも自分から伝えられると良い◎です

STEP
退職手続き

年金や保険関係、退職金や失業手当などの手続きをします

STEP
挨拶、退職

個人で使用していたロッカーや棚の清掃、私物の持ち帰り、制服や社員証の返却などがあります。

不要な書類や私物は早めに処理しておくと当日の荷物が少し減ります。

退職当日は思った以上に荷物が増えて、手が足りなくなります…

退職するタイミング

よくある退職のタイミング例

年度末

年度末は入職者の調整もしやすい傾向にあり、特にメジャーな退職のタイミングといえます。

病院のなかには、特別な理由がない限り年度末の退職しか認めていないところもあるくらいです。

ボーナス後

ボーナスは半年ごとに給付が多いので、ボーナスをもらうまでは頑張る!と決める人も多いでしょう。

ボーナスをもらってから辞めたい場合は、支給日の何日まで在籍していればボーナスが出るのかを念のため把握しておくと安心です。

避けるべき時期

4月や5月

この時期は新卒者や入職者、病院内でも人事異動あるなど忙しい時期なので避けたいところ。

所属の病棟の忙しくなる時期

精神科は春や秋、小児科はインフルエンザなどが流行しやすい時期など、診療科によって忙しい時期がある場合は考慮するとより円満に退職できます。

就業規則に従いましょう。大学病院など大きなところは、年度末での退職が定められていたり、半年前までに申し出るよう決められている場合があるので、早めに確認しておきましょう!

師長に退職を伝えるタイミングと切り出し方

退職したい日が決まったら、次は師長さんなど直属の上司に伝えます。

切り出しやすいタイミング

忙しいとなかなか切り出すタイミングが見つからなかったり、話せる時間を確保できなかったりすると思います。

師長さんとの定期面談があれば、そのときが1番おすすめですが、そのタイミングから外れてしまうこともあります。

そんなときに、おすすめのタイミングはこちら▼

・昼休みが終わった直後

・カンファレンスの後

・夜勤後の明け

・定時で退勤できそうな日の退勤直前

切り出し方

ご相談したい事がありまして、今お時間よろしいでしょうか。

なんて声をかけようか迷ってしまうこともあるかと思いますが、シンプルにこれでOKです!!

相談すること

退職したい旨を伝えることにプラスして次のことを相談する必要があるので、事前に考えておきましょう。

・退職日をいつにするか

・有給消化はどうするか

・年度途中の場合や役職がある場合は引継ぎについて

有給消化は権利なので、全て消化したい場合は主張して問題ありません。退職時にまとめて取得する場合と、分けて取得する場合の2パターンがあります。

カテゴリー別、退職理由の伝え方

ライフスタイル・家庭の事情系(結婚、介護、出産や育児)

「この度結婚することになりまして、相手の仕事の都合で、退職させていただきたいと思っています。」

「親(他親族)が介護が必要な状況になってしまいましたので、退職をさせていただきたいです。」

「子育て(家庭)に専念したく、退職させていただきたいと思います。」

定番で比較的使いやすいですが、日勤のみ勤務や、外来への移動を提案される場合があるので一貫して退職したい旨を伝える必要があります。

スキルアップ・キャリア系(別の分野にいきたい、進学、留学)

「以前から興味があった〇〇についてもうすこし勉強をしたいと思っています。そのため〇月で退職させていただきたいです。」

「(より専門的なところで)他の分野で経験を積みたいと考えておりますので、退職させてください。」

特に引き留められづらい退職理由のひとつです。検討段階のニュアンスであっても使えるので、理由が思いつかない場合にも参考にしてください

実際に私も退職の意向を伝えたときは、まだ転職先が決まっていなかったのですが、”挑戦したい事があるので退職させていただきたいです”と伝えました

勤務環境・働き方の見直し系(給与等の環境、心身的に辛い、人間関係が合わない)

ネガティブに伝わらないよう工夫が必要です。

「新たに挑戦したい事ができましたので、この度退職したく思っております。」

「このまま働き続けるには体調が思わしくないので、一度退職し休息の時間を設けたいと思っております。」

曖昧に表現してしまうと、退職の理由としては弱めになってしまいます。ライフスタイル系の理由と組み合わせると、伝えやすく引き留められづらいです

やむを得ない系

「療養が必要となってしまいまして、退職させていただきたく思います。」

「家族が急遽転居することになってしまったので、急ではありますが退職させてください。」

「詳しいことはお伝えしづらいのですが、一身上の都合で(家庭の事情で)退職を希望します。」

特に引き留められづらい退職理由です。できるだけ早く退職したい場合はこちらを参考にしてください。詳細についても「詳細をお伝えするのが難しいのですが家庭の事情です」と濁しても大丈夫です。

退職理由を伝えるときのポイント

退職理由に関わらず、伝えるときには次の3つのポイントを意識することが大切です。

・不満があっても、それを前面に主張するのではなく、できるだけポジティブに言い換える

・実際の理由とは全く異なる理由にはしない(嘘をつきすぎない)

・退職理由を言う前に、クッション言葉として「突然の報告になってしまい大変申し訳ありませんが…」や「勝手で申し訳ありませんが…」など使う

引き留められたときの対処

病棟の状況によっては引き留められてしまうこともあります。しかしここで受け入れてしまう必要はありません。

スムーズに受理されない場合は「一度検討します。」と言って期間をあけ、後日改めて退職の意思を伝えることで、意思の固さが伝わります。

「辞めたら病棟がまわらないかもしれない。」そんな風に言う方もいるんですが、大丈夫です。意外と病棟は何とかなります!それよりも人生1度きりですので、自分の選択を優先してください。

トラブルになってしまう場合は、労働基準監督署や地域の相談窓口など所定の場所に相談してください。

退職時のNGなこと

退職の意向を伝えてから、退職までは期間が空くことがあります。その間は勤務を継続することが多いと思いますが、その際は次のことをしないように注意します。

・不満を口にする

・やむを得ない理由以外で直前に退職をしたいと申し出る

・退職までの期間真面目に働かない

いくら退職するとは言え、このようなことはNGです!

円満に退職するためには、最後までやりきることが大切です。

まとめ

以上、円満に退職するための方法や理由をご紹介しました。

これらのポイントをしっかり押さえることで円満に退職することができます。

退職から美容クリニックへの転職の体験記として、より具体的にことらの記事でも紹介していますので、良ければ参考にしてください。

また、おすすめの転職サイトについては後日別の記事でご紹介します!

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この記事を書いた人

大学病院や、民間病院での勤務を経て未経験から現在美容クリニックに転職。
自身の経験から得た美容看護師に転職するための方法や、美容クリニックでの仕事などを中心に、美容看護師に興味があるけど迷っている方や、転職活動中の方に役立つ情報をお届けます✨

また「無理しない・楽しむ」がモットーのゆるい副業で、旅行やホテルステイをお得に叶える方法も同時に発信中!
モヤモヤしながら働くのやめませんか??

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