【美容看護師転職】ブラックなクリニックの特徴と見分けるためにしたい5つのこと

美容クリニックの増加や、SNSを通じて美容医療が日常に浸透してきていることもあり、美容看護師としての働き方に興味を持っている方も増えているのではないでしょうか。

美容クリニックは興味あるけど、ブラックなところには転職したくない!

転職サイトからの情報だけだと何だか不安…。

情報収集する中で、求人情報だけで働きやすいクリニックを見つけるのは中々難しいですよね。

実はブラックなクリニックを見分けるためにできることがあるんです!!

今回は、そんなブラッククリニックの特徴と見分けるためにできることをお伝えします。

【この記事を読むとわかること】

・ブラックな美容クリニックの共通点

・求人情報でブラッククリニックを回避するための方法

・良い転職先を見つけるために

しっかりポイントを抑えることで、悪いクリニックを回避して働きやすい美容クリニックに転職することができます!!

人間関係も労働環境も満足できるクリニックへ転職できた私が、実際にブラックなクリニックを見分けるためにしていたことをお伝えします。

では早速ブラックな美容クリニックの特徴について確認していきます。

もくじ

当てはまらないか注意!ブラックなクリニックの特徴

残業が多すぎる・サービス残業がある

・勉強会が多いが残業代がでない

・他の業務ができないほど予約をぎりぎりの時間枠で設定しているため、記録や締め作業が終わらず終業後に行う

・マニュアル化されていないなど、無駄な業務が多く時間がかかる

「残業なし」と書いてあっても、実際は夜遅くまで残るケースも。またサービス残業の場合、申請をしないため表記が”残業なし”になっている可能性もあります。

ノルマや物販のプレッシャーが強い

保険診療ではない分、個人の売り上げがクリニックの経営に直結しているため、かなりシビアなこともあります。

売上重視のクリニックだと、スタッフに過度なプレッシャーがかかることも。

・個人ごとにノルマが設定されており、達成できない場合は給料が下がる

・達成困難なノルマが設定されており、インセンティブやボーナスはほぼ0

・売り上げが挙げられない人は個別に面談や対策レポートの作成を強要される

“個人ノルマなし”になっていたのに、「実際は個人の売り上げが一目でわかるようになっていて、全体ノルマが達成できなかったらボーナスが下がるから、プレッシャーがすごい…。」なんてことも。

離職率が異常に高い

離職率が高い=定着しない理由がある

転職サイトに登録しなくても見ることができる求人サイトで、常に名前の出ているクリニックには注意が必要です。

一見好条件であっても定着しない場合は何か他の理由があります。

給与の仕組みが不透明

インセンティブや昇給制度が曖昧だと不安定です。

・インセンティブや、ボーナスの設定条件が明確になっていないため勝手に支払額を変更されてしまう

・求人に書かれていた給与と大幅に違った

・昇給の条件が曖昧で、いつまでたっても給料が上がらない

また総支給額が高くても、基本給が低すぎる場合“調整”という名目で入職後急に給与が下がるといったリスクもあります。

研修や教育体制が整っていない

未経験で入る人にとっては致命的ポイントです。

・研修がないため不安なまま施術に入り、クレームや事故につながってしまう

・新しい知識が学べず患者様の方が詳しいため、信頼が下がる

・他のクリニックと比較されてしまい、売り上げの低下につながる(クリニック自体が倒産→職を失う可能性も)

・マニュアルがなく、何かイレギュラーがあったときの責任をクリニックが取れない

せっかく憧れの美容看護師になっても、このようなことがおきてしまうと自信もなくなりますし、やめたくなってしまいます。

もちろん悪いのはしっかり学べる環境を整えていないクリニックです。

スタッフ間の人間関係が悪い

人間関係は働くうえで最も大切といっても過言ではないので重要視したいところです。

・話しかけづらい雰囲気で困ったときに聞ける人がいない

・いじめや悪口が蔓延しており、気疲れしてしまう

・必要以上に厳しい指導

美容クリニックは女性スタッフが多いので環境によって差は大きいです。

求人情報と実態が違う

求人票は「いいとこだけ」書かれていることもあります。一見良く書かれていても、しっかり裏を考えることが大切です。

・産休育休制度有→取っている人はおらず退職している

・有給取得可能!→実際に取っている人は少ない

・未経験でもすぐに活躍できます!→離職率が高く教えられる人がいないため、教えられる間もなく現場へ出される

患者様より売上が優先される

患者様よりも売り上げ優先のクリニックはいずれ衰退していきます。また後ろめたさを抱えながらの施術やカウンセリングは、心もすり減ってしまいます。

・患者様の希望や悩みを無視して、不要な施術やスキンケアアイテムを勧める

・患者様の気になっていない部分を指摘して、コンプレックスを作り出す

・予約をとるために、かなり厳しい時間枠で施術が設定されており焦ってしまう

ブラックな美容クリニックを回避するためにできる5つのこと

1,転職サイトから異常にプッシュされる求人に注意!必ず口コミサイトで調べる

求人条件や職場環境についてあまり説明もないのに、異様に応募を勧められる場合は注意が必要です!

中々応募する人がいない=ブラックなクリニックの可能性があります。

働いている人のリアルな意見を見ることができるサイトもありますので、活用することをおすすめします。

実際に私はナスコミ、OpenWork、グーグル口コミ(患者様からの評価)を参考にしていました。

2,転職サイトの担当エージェントさんに、自分より先に入職した人の声を教えてもらう

しっかりした転職サイトであれば、あなたより先に入職している人からの情報を持っていることが多いです。

面接でどんな質問があったかなどに限らず、入職後のことについても確認してみましょう。

【応募前に確認しておきたいこと】

・人間関係

・残業

・実際の給与

・入職後のギャップ

3,常に求人を出していないか確認する

メモまでする必要はないですが、定期的に求人をチェックし、ざっくりどんな求人が出ているかを見ておくと気付きやすくなります。

このクリニックよく募集出してるな…。

という感覚は後々ブラックなクリニックを回避することにつながります!!

4,経験者のみの募集になっていないかを確認する

退職率が高く、未経験者に教えられる人材がいないor教える余裕がない可能性があります。

特に美容看護師経験者さんは、おすすめされやすかったり内定をもらいやすかったりするので注意しましょう。

“経験者優遇”であれば大丈夫なことが多いです!エージェント経由であれば「未経験者も選考対象でしょうか」と聞いてみても◎

5,一度クリニックにカウンセリングで行ってみる

実際の雰囲気を確認できるのでお勧めです。

【カウンセリングに行ったら確認したい事】

・すれ違うスタッフの表情や挨拶

・カウンセリングや診察の対応

・クリニックの清掃状態

・スタッフ同士の会話

もちろん施術を受けると、面接などでもアピールしやすくなりますが絶対に契約が必要という訳ではありません。

むしろ、その場で契約を迫られる場合は経営状況がよくなかったり、ノルマが厳しかったりと、ブラックなクリニックの可能性があるので注意してください!

転職サイト利用がおすすめ!

このように、ブラックな美容クリニックへの転職を回避するためには正確な情報収集が大切になってきます。

既に入職している人や退職した人から情報を集めることもできる、転職エージェントへの登録をおすすめします!

転職サイトと自己応募で迷っている方は、メリットとデメリットについてまとめて紹介していますので、こちらを参考にしてください。

まとめ

もちろん、転職エージェントに任せっきりでは危ないので、しっかり自身でも調べることは大切です。

バランスよく活用して、ブラックなクリニックへの転職を回避しましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

大学病院や、民間病院での勤務を経て未経験から現在美容クリニックに転職。
自身の経験から得た美容看護師に転職するための方法や、美容クリニックでの仕事などを中心に、美容看護師に興味があるけど迷っている方や、転職活動中の方に役立つ情報をお届けます✨

また「無理しない・楽しむ」がモットーのゆるい副業で、旅行やホテルステイをお得に叶える方法も同時に発信中!
モヤモヤしながら働くのやめませんか??

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