
こんにちは!
ブログ「ゆるポイLIFE」を運営している ゆる です🌷
今回は
美容看護師って実際どうなの?
転職してよかった?
という疑問に、病棟や民間病院での経験を経て、美容クリニックに転職した私自身のリアルな体験をもとにお答えしていきます!
美容看護師ってどんな仕事?
“美容看護師”と一口に言っても、勤務先によって仕事内容はさまざま。
主に「美容外科」「美容皮膚科」「脱毛専門クリニック」などがあります。
クリニック種別 | 主な施術内容 | 看護師の主な業務 | 平均年収 | メリット | 注意点 |
美容外科 | 二重整形、鼻整形、豊胸、脂肪吸引などの手術を伴う施術 | 手術介助、術後管理、カウンセリング補助など | 約400~600万 | ・点滴など看護技術を活用できる ・平均年収が美容業界では高め | ・手術によっては救急対応が必要になることもある ・残業があることも |
美容皮膚科 | シミ・ニキビ・しわ治療、レーザー、注射 | レーザー照射、医師の施術介助、スキンケア提案など | 約300~500万 | ・注射など看護技術を活用できる ・接客スキルが身につきやすい | ・クリニックによって年収の差が大きい ・新しい機械や施術が導入される機会も多く、覚えることが多い |
脱毛専門クリニック | 医療レーザー脱毛 | レーザー脱毛 | 約380~550万 | 未経験でも始めやすい、残業が少ない | ・単調作業になりやすい ・就業時間が長めなクリニックが多い |
外から見るとキラキラしたイメージを持たれがちですが、実際はかなりリアルな一面も。
たとえば、「ノルマやインセンティブはありません」と求人に書いてあっても、実際にはアップセル(より高額な施術やコースの提案)を日常的に求められたり、ボーナスに反映されたりするクリニックも。
また施術ごとに所要時間が決まっていて、次の患者様の予約には1分たりとも遅れられないなど、時間に厳しい面もあります。そのため、ゆったりしたペースとは言いにくい日もあります…。
一方で、施術の練習台として自分も美容医療を受けられたり、ドクターズコスメやスキンケア商品を試せたりするのは大きな魅力。
また夜勤がなかったり、始業時間が遅めだったりと人によっては趣味に時間を使いやすくなる、生活リズムが整うなどのメリットもあります。
スタッフも美容好きな方が多く、最新の美容情報を知ることができたり、美意識の高い環境で働けるのも特徴です✨
病棟ではなかなかできない、ネイルやヘアスタイルが許可されているクリニックもあります◎
私が美容看護師を目指した理由
私は大学病院の病棟や外来、民間病院などで数年勤務した後、美容クリニックに転職し現在に至ります。
元々ニキビができやすかったり、毛深かったりと外見のコンプレックスが強かったのですが、美容医療を通して自信をもつことができるようになった経験から、いつかは美容看護師になりたい!!とは思ってました。
しかし臨床でのやりがいも感じていたため転職自体を迷っていました。
それでも転職を決意した理由は、ずっと夜勤をしながら働くことに限界を感じたから、30歳になる前に挑戦してみたいと思ったからです。
夜勤明けの不規則な生活、体力的なきつさ、将来の働き方に不安を感じていた時、「ずっと憧れていた美容クリニックに挑戦しよう!」と転職を決意しました。
また美容クリニックは年齢制限を設けているクリニックもあり、少しでも早く挑戦したいと思ったことも決断を後押ししてくれました。
「どうせなら、好きな分野で自分も前向きになれる働き方がしたい」
結果として──
今、とても満足しています!
美容クリニックへの転職活動でやったこと
私が実際にやったのはこの2つ:
• 転職エージェントへの登録(美容クリニック専門 、 医療系全般のどちらにも登録しました)
• 公式サイトからの自己応募(気になるクリニックには直接応募も)
どちらも並行して使うことで、情報の幅がぐっと広がりました。
履歴書に書いた「美容への想い」や臨床での経験を”美容”という違う分野でどのように活かすことができるのか、倍率の高い美容クリニックの面接をどのように対策したのかなど別記事で詳しくまとめる予定です✍️
▶【近日公開】「美容看護師の面接で聞かれたこと&対策まとめ」
美容クリニックで働いてみて感じたメリット・デメリット
メリット:
• 夜勤がない!(生活リズムが整い、体的にも気持ち的にも楽になりました!)
• お客様に直接「ありがとう」や「頑張ってよかった」がもらえる
• 好きな美容の勉強が、仕事に活かすことができる✨
デメリット:
• 新しい施術や商品の導入、マニュアル変更も多く、覚えることが多い
• 医療スキルを活用する場面が多くないため、医療知識やアセスメント力、看護技術が低下していると感じる
・営業トークや売り上げが求められる
美容看護師に向いている人・向いていない人
◎向いている人
・美容が好きで学ぶのが苦にならない
・人と話すのが好き
・接客経験を楽しめる
・成長意欲がある人
✖ 向いていないかもしれない人
・自分が美容施術を受けることだけが好きな人
・看護師=医療、命を扱うという価値観に強くこだわりたい人
・新しいことを覚えることに抵抗感がある人
美容看護師は「患者さんの命を守る」から「お客様の満足度を高める」へと価値観の切り替えが必要になります。
まとめ:転職してよかった?
私の場合、転職して本当によかったと感じています。
もちろん大変なこともあるけれど、
「美容が好き」「夜勤なしで働きたい」「自分もキレイになりたい」
そんな気持ちが少しでもあるなら、ぜひ情報収集から始めてみてください🌸
最後に…
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
このブログが美容看護師に興味があるけど迷っている方のお役に立てると嬉しいです!
▶次回予告:「美容看護師の1日ルーティン」
実際にどんな働き方をしているのか、1日の流れをリアルにご紹介します💄

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